基本方針

日本国憲法と教育基本法に基づき、常に民主的で文化的な国家の担い手として、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求し、たくましい体、高い知性、豊かな情操、強い意志を持った伊都高校生を育成する。

学習意欲の向上と進路保証

<具体目標>
・考える力の育成
・学習することの喜びの体験
・生徒の主体的進路選択の援助
・全教育活動を通じての適切な指導
・勤労意欲の向上と社会人としての自立の促進
・一人ひとりの可能性の伸長
・学習に対する積極的態度の育成
・担任及び各部との緊密な連携
・生徒の能力、適性、興味の見極めとその伸長

<実施方策>
・指導目標の明確化と指導内容の精選、充実
・始業前、放課後、休業中の学習指導の実施
・生徒の進路や実態、地域の願いを考慮した教育課程の編成
・三者懇談会などの実施による保護者との連携強化 ・自習時間の活用と課題学習の徹底
・授業の充実と基礎学力の定着
・情報の収集と整備、提供

 学習指導(学力の向上)においては、生徒の自主的、自発的な活動を促し、創造性を養うことが強く要請される。そのため、生徒の実態に即して教材研究を深め、指導の目標や内容の重点化を工夫するとともに、効果的な指導の方法や技術を絶えず探究し開発していくことが大切である。また、進路指導においては、生徒の能力・適性・希望に合致した進路を保障していくことが大切である。


生徒指導の徹底

<具体目標>
・基本的な行動様式の習慣化
・環境の整備
・交通安全の徹底
・学校生活への安定感、充実感の高揚
・市民道徳の実践的育成

<実施方策>
・全教職員による一致した継続的な「しつけ」指導-特に遅刻、早退、無断欠席の防止
・集団活動の充実(ホームルーム、クラブ活動、委員会活動など)
・校外指導の徹底、関係諸機関との連携(青少年補導センターなど)
・老人や障害者などに対する理解とその場に即した適切な行動化の指導
・「3+1ない運動」の推進 ・端正な頭髪・服装と挨拶の励行指導
・望ましい行為や行動の評価と承認
・清掃の徹底と美しい環境づくり
・講演、講話やポスター、作文、標語による安全意識の高揚

 学校教育の目標を達成するために、生徒指導が重要な役割を果たしていることを確認し、生徒指導方針を明確にし、校内組織を充実することが大切である。更に、青年期の心身の特質を理解し、心の通った指導を通して、学校生活の中で生徒一人ひとりに個性や能力を十分発揮させ、安定感と充実感を持たせるように努めることが肝要である。


人権教育の推進

<具体目標>
・種々の人権問題に対する科学的認識の育成
・人権侵害や差別を許ぬ精神と行動力の育成
・平和民主的な社会を形成していく主権者の育成
 伊都高校学校いじめ防止基本方針はこちら(PDF)

<実施方策>
・生徒一人ひとりの学力の向上と進路保障の確立
・職員研修の充実
(各種研究会への積極的な参加や学年会と職員会との相互研修)
・学校、地域、家庭の連携強化 ・困難な条件を抱えた生徒の確実な把握と、きめ細かい指導の積み上げ
・ホームルームなどを通した、人権、平和、民主主義などの充実と自主活動の推進