ITO精神

 ITO(アイティオー)精神
I Industry 勤勉
T Tidiness 清楚
O Onward 前進
昭和36年5月の伊都中・高校創立40周年を記念し、生徒会が全校生徒から伊都高校生徒の行動目標を募集しました。応募作品は約100点あり、 その中から女子生徒の作品が選ばれ「ITO精神」が決定しました。


ITO像

 玄関正面のロータリーに設置されているブロンズ像は、本校生徒の行動と精神目標となっている「ITO(アイティオー)精神」を 抽象的人体像3体(高さ1m50㎝2体・1m1体)を配して表現しています。
 それぞれの像は互いの関係を保ちながら、全体的な統一を図ることによって集団としての高校生活3年間の中で理想を高くかかげ、心のふれ合いを深めながら協力し励まし合い、友情をはぐくむ姿をも併せて表現しています。
<平成2年1月25日 完成>

校章

 日本の高等学校の校章を調べてみると7割以上は植物(木、草、花など)で、2割近くが無機質(文字数字、幾何学模様、天体など)、残りは動物であるがほとんどが鶴や鳥などで昆虫は珍しいそうです。 伊都高等学校の校章はその昆虫の校章で蛾をシンボル化したものです。 由来は神代の時代、大和朝廷からこの地に遣わされた「伊都志分命(いとしわけのみこと)」の名前からとった校名の「伊都」から「糸」を連想され、養蚕地でもあったことも関係して「蚕の蛾」を校章に選んだそうです。 代々伊都中学生、伊都高校生はその蛾の校章を誇りのシンボルとしてきました。

校歌

葛城の 峰の彼方に 雲湧きて 希望を語り
紀ノ川の水いや清く すみわたり理想をうつす
美わしき 平和の園よ 栄え行く 我らが伊高

見よや我が 応其が原に 光みち 力あふれて
若人は ただ一すじに まことへの 歩みを運ぶ
新しき 真理の園よ 栄え行く 我らが伊高

あゝ今ぞ 紺碧の空 高々と ひるがえる校旗
若人の誇りのしるし その下に 我らは歌う
若き日の 花咲く園よ 栄え行く 我らが伊高